インテリアに興味がある人もいれば、全く無関心な人もいます。
でも、同居人がインテリアに無関心な人だと少し不満に思うケースもありますよね。
例えば、一緒に住んでいる夫がインテリアなどに全く興味がなく、少し不満を持っている主婦も多い。
そこで、インテリア興味ない人の心理について詳しく見ていきましょう。
インテリア興味ない人の心理5つ!
インテリアは日々の生活に彩りを与え、精神的な余裕や物理的な居心地の良さを提供してくれます。
そんなインテリアに興味がない人の心理を5つ紹介していきます。
デザインすることに対する苦手意識がある
インテリア自体に興味がないというより、そもそもインテリア以前にデザインすることに対する苦手意識がある場合が考えられます。
こういった人は意外にも多いです。
例えば、学生時代の美術や技術系の授業で評価が低かった経験があったり、決められたことではなく創造性が重視される言わばその人次第の題材を考えることがストレスであったりといった場合です。
見た目よりシンプルさを重視している
インテリアにこだわると、やはり部屋の雰囲気を変えるために物を増やしそれを部屋に置く必要がでてきます。
ミニマリストの人であればとにかく物を増やしたくない、「シンプルイズベスト!」と考える人も一定数います。
なので、見た目よりも自分なりの住みやすさや快適さを求めている場合があります。
インテリア以外のライフスタイルを優先している
Quality of life(クオリティオブライフ)は「生活の質」のことを言います。
ですが、定義は人それぞれで「満足度」「幸福度」「生きがい」「生活の活力」など幅広い物となります。
そのQOLを上げる手段として「インテリア」があるわけですが、インテリアに興味がない人は別軸でQOL向上を達成している、あるいは目指している可能性があります。
お金がかかる
インテリアは知識を持っていない人からすれば「相場」を知らないわけです。
なので、お金がかかるというマイナスイメージが先行している場合があります。
そのため、趣味として始めるにはお金にある程度のゆとりがないと始められないと判断して自ら遠ざけている可能性があります。
手間がかかる
インテリアに興味がない人は「手間がかかる」というイメージを強く持っている人が多いです。
インテリアについてまずは知ることから始めないといけないため、調べ作業が必要になります。
それから、自分がどんなデザインが好きなのかも見つけていく必要がありそれを考える時間も発生します。
加えて、空間をデザインするためには現状の室内の状態を改善する必要があるかもしれません。
これは掃除や収納などですね。理想とする部屋を完成させるために多くの手間がかかってしまうのをネックに感じている人が多いと言えます。
インテリアに興味ない人はまだきっかけがないだけ?
インテリアに興味がない人に共通している特徴として「自分でデザインしていく過程を体験したことがない」ということが挙げられます。
体験したことがなければもちろん自分で作り上げたデザインを見て感動するといった経験もしたことがないでしょう。
人は何を始めるにも「体験」が必要となります。
そういった過去の体験からイメージを想像したり、予測を立てていくものです。
したがって、インテリアに興味がない人の多くは「経験やきっかけがない」と言えるでしょう。
インテリア興味ない人に興味持たせる方法5選!
小さなことから始める
いきなり「おしゃれでプロが作るような空間を目指そう」と伝えてしまうと興味のない人からしたらマイナスなイメージだけが先行して余計に興味を持たなくなる可能性があります。
一番良いのは「段階を踏む」ことです。インテリアの目的はただ物を買って部屋に配置するだけではありません。
自分の好きな内装にデザインしていくことです。
それ以前に、部屋を片付けたことで「いつもより部屋が広くなった」や部屋の一角にある趣味スペースを整えて「特別な空間が完成した」と自分自身で感じさせ成功体験を積ませることが大切です。
「興味」は好奇心や探究心から生まれてくるものですので、自分の興味を押し付けず段階を踏むことでゆっくりと浸透させていくことが重要です。
自分から実践し成果として見せてみる
これまで体験が重要と述べてきましたが、一番手っ取り早いのがまずはお手本を見せることです。
サッカーをしたことも見たこともない人が、ボールを蹴って練習しようなんて思うはずもありません。
まずはインテリアとはどういう物なのか部屋の雰囲気が変わるとどんな気持になるのかを味わってもらうことが大切だと言えるでしょう。
一緒にデザインしていく
興味のない人はまず一人で始めようとはしないでしょう。
主導させるよりもデザインしていく過程に参加してもらう方が良いと言えます。
一緒にデザインを考えていくことでインテリアに対する壁がなくなります。
すると、自ずと「こんなデザインにするのはどうだろうか」「これはこっちにおくと少しおしゃれに見えるのではないか」と意見を出し始めます。
全てを相手に投げるのではなく、簡単な作業から参加してもらい徐々に興味を持ってもらうことが大切です。
習うより慣れさせる
インテリアに興味がない人はインテリアの前提知識がないと成り立たないものであるとか感じています。
もちろん知識があるに越したことはないですが、まずはやってみることが大切です。
インテリアについて直に触れながら、デザインしていく過程で疑問に思ったことやわからないことを調べることで同時に知識と経験が蓄えられていきます。
ミニマリストには小さな提案してみる
ミニマリストな人はとにかく物を置きたくないや、シンプルが良いと考えています。そんな人にインテリアの良さを語ろうとしても興味を持ってくれません。
そんな時は、大きく内装を変えていくのではなく、小さな提案をしてみることをお勧めします。
例えば簡単な壁紙を貼ってみることや額に入れた絵を飾る、生花を置いてみるなどです。
それも片付けが簡単で気分が変わればすぐに取り除くことができます。
また、今まで過ごしてきた空間を大きく変えるわけではないので邪魔になるということもないと思います。
「まあ、それくらいなら」と妥協してくれるラインを模索できれば、ミニマリストな人にも興味を持ってもらうためのきっかけづくりにはなるのかもしれません。
インテリアに興味ない人と興味ある人が上手く暮らしていく方法は?
先に結論から言うと、「相手の領域に侵入しない」ことになります。
いくら仲が良く、同じ屋根の下に長く暮らしていたとしても、人は誰1人として全てにおいて同じ感情を持つことはありません。
これまで述べてきた魅力や提案を伝えても納得してくれない人もいるでしょう。そういう場合は無理に押し付けようとせず自分の範囲で楽しむ必要が出てきます。
インテリアのデザインに関する話題が出せなかったり、共感してくれないなどの不満は多少なりとも生まれてくることあります。
そんな時はこんなことを試してみてはいかがでしょうか。
家の中に自分のスペースを作りその中でインテリアを楽しむ
自分の部屋を持っているのであれば、そこだけを徹底的に自分空間に作り上げてみましょう。
自分の部屋であれば文句は言われないですし、常にデザインを追求していくことができます。
自分の部屋がない人は他の場所に目を向けてみましょう。
例えば料理をよくする人ならキッチン周りを自分の空間にデザインできれば日々の家事にも楽しさや活力が出ることは間違い無いでしょう。
ネット上のコミュニティに参加する
世の中には自分と同じ趣味を持つ人が大勢います。
インテリアもその代表的な趣味の中の1つです。
ネット上のコミュニティであればインテリアに興味のない人と暮らしていても何の支障もありませんし、むしろ自分のインテリアに対する知識やイメージや感覚を多くの人と共有していくことができます。
より趣味の幅が広がると言う点で、ネット上のコミュニティに参加するのもお勧めします。