塾講師のバイトは「楽なのか？辛いのか？」気になりますよね。
学生に教えるバイトは非常に魅力的ですよね。
でも、気になるのが仕事内容が「楽なのか？辛いのか？」と言うところですよね。
このページでは、塾講師バイトの「楽な点・辛かった点・向いている人・主な仕事内容」について実体験を元に紹介しています。
塾講師は「辛い・楽」どっちでしたか？
塾講師の楽だった点は？
楽な点でいうと、生徒や保護者、関連企業との関わりです。
私の能力として対話力を持ち合わせているため、何か特段意識して話すということはなく、自然と出てくる丁寧な言葉遣い、相手を気遣う言葉選びが自分自身の武器だと思っています。
また、保護者との対話では、生徒を褒めることはもちろん、適切な指摘出しも行うため、保護者からの信頼も厚いと考えられます。
生徒本人との会話だけでなく、保護者、関連企業との対話は、教室を運営していく上で必要不可欠な分野ではあるものの、対話が得意なだけに勤務の中で唯一楽できるものであるなと認識しています。
また、適切な教材選びも悩まず、生徒に合ったものを瞬時に選ぶことができるので、個人的には非常に楽な業務だと感じています。
塾講師の辛かった点は？
辛かった点、それは生徒の成績が上がらないこと、その他生徒の目標達成ができなかったこと、目標達成に貢献できなかった瞬間はいつも辛かったです。
あれだけ一生懸命勉強に取り組んで、一緒に走り抜けた受験もうまくいかないことが当然あります。
そういういわば“失敗”と言われる体験は、私たち塾講師にとっては辛く、悔しい出来事ではあります。
毎年容赦なく襲いかかる入試というフレーズ。このフレーズに何度悩まされたことか…生徒たちも辛くきつい日々を送り、それを指摘しつつ、学業へと集中させることもまた難しくて辛い業務ではあります。
また、教室運営の際に保護者との面談はいつも緊張して少し辛いです。
提案内容や報告内容を検討する際にもかなり悩みます。
塾講師バイトの主な仕事内容は？
塾講師としての仕事内容は以下のとおりです。
まず出勤したら、授業の準備を行います。
テキストの用意や、課題、印刷物の準備、授業を行い、生徒の連絡帳記入、指導記録記入、次回授業の準備や方針決め、教室内の清掃、退勤といった流れです。
副教室長は、出勤するとその日の教室運営状況の確認(誰が何時に来校するのか、授業予定や来校生徒のチェック)を行い、事故防止に努めます。また、来校した保護者への対応や、新人育成、掲示物、シフト作成、成績管理、テスト回収、Slackでの情報共有など、講師外の業務も遂行しなければなりません。
また、来校した生徒に対して、名前を呼んだ挨拶を徹底し、他講師の手本となる言動を心掛けることも仕事のうちです。
塾講師バイトは未経験から入ってどれくらいで仕事に慣れる？
全くの未経験で塾講師のアルバイトをはじめましたが、運営形態が特殊な塾であるが故に、塾内に存在するコースやプラン、単価などを把握して、スムーズに研修を終えるだけで私の場合は1ヶ月ほどで完了し、早速生徒の受け持ちをいただきました。
そこからさらに重要となるのが、生徒の学習管理や指導記録の書き方、教材の種類とその選び方、生徒の顔と名前、性格、部活などを覚え、実際に使えるようになるまでは半年くらいではないかと予想しています。
新しい環境に慣れるには時間がかかりますが、焦らずに少しずつ経験を積んでいくことが大切ですので、学習管理や指導記録の書き方などは、先輩や上司にアドバイスを求めることも効果的ではあるものの、自信を持って取り組むのが何よりも良いと個人的には思います。
塾講師バイトはどんな人が向いているの？
塾講師の職業は、教育に情熱を持ち、生徒の成長に貢献したいと考える方に向いています。
この仕事では、生徒一人ひとりの学習ニーズに合わせた指導やサポートが求められます。
そのため、柔軟性や忍耐力、コミュニケーション能力が重要です。
生徒との信頼関係を築くことで、彼らが自信を持って学び、成長できる環境を作ることができます。
塾講師は、生徒の学習進度や理解度を把握し、適切なアドバイスや指導を行う必要があります。
それには、教材や教授法についての知識や理解が不可欠です。
また、生徒たちが自分の学びたい分野に興味を持ち、やる気を引き出せるようなアプローチも必要です。
そのため、教育に関する情報を常にアップデートし、自己成長に努める姿勢が求められます。
さらに、塾講師は多くの場合、学校や家庭と連絡を取りながら生徒の学習状況や課題に対処する必要があります。
そのため、コミュニケーション能力や協調性が不可欠です。
時には、生徒や保護者とのコミュニケーションを通じて、問題解決や目標設定を行うこともあります。
塾講師としての仕事は、教育の現場で直接生徒と向き合い、彼らの成長を支えるやりがいのある職業です。
自分の教育理念や価値観に基づいて、生徒たちの未来を育むことができる喜びを感じることができるでしょう。
初バイトで未経験から入りましたが、総合的には「慣れたら楽」でした。
塾講師という立場でありながら、副教室長として教室運営をする立場でもありました。
そう言った意味では、大学生という本業がありながらも、生徒たちの人生を左右するかもしれない責任ある立場にいて、尚且つ教室運営として後輩講師の育成や環境整備など多岐にわたる業務に従事していたため忙しく大変な日々を送っています。
自分のたった一言で、生徒の人生をよくも悪くも180度変えてしまうかもしれないという責任を感じることもありますが、生徒たちがそれぞれの目標を達成するためのよき伴走者として一緒に走っていけること、目標達成した際の彼らのキラキラした笑顔を見ると、塾講師をやっててよかったなと感じます。
講師冥利に尽きるなと常々感じています。
以上を踏まえると、辛いことや大変なことがある一方で、楽な面や楽しい、嬉しい面がついてくると思っています。