雑貨を買うのは人によっては「無駄使い」だと感じることってありますよね。
毎回、雑貨屋さんで雑貨を買ってしまい、自分は無駄遣いだとは思っていないけど、雑貨を毎回買うことは悪いことなのか?悩んでいる人も多い。
では、雑貨を買うことは悪いことで無駄使いなのでしょうか?お悩みを解決していきましょう。
雑貨は無駄遣い?
毎日の生活をより豊かなものにしてくれる、便利でおしゃれな雑貨たち。
そんな雑貨を見に行ったり、実際に集めたりするのが好きな女性や男性も多いです。
結論から言えば、別に無駄使いではありません。
雑貨は日常生活を彩ってくれる癒しのアイテムですし、部屋のインテリア雑貨を買ったり変えたりするだけで、気分が変わりますからね。
日常生活に癒しを与えてストレスを軽減するアイテムでもあります。
雑貨を買うことは趣味の一環だと思いますし、ストレス解消にもなりますからね。
逆に好きなものが無くて、お金の使い方がわからない方が危険です。
「雑貨が好きでつい買ってしまう」というのであれば、別に問題ないでしょう。
もちろん雑貨に興味がない人にとっては、雑貨を購入することは場合によっては「無駄遣い」とも言えます。
何故なら、雑貨は食料品や衣料などの「生活必需品」や「日用品」とは異なり、それ自体がなくても生きていくのに困らないからです。
雑貨屋さんで雑貨を買うのは悪いことなの?
先に結論を述べると、雑貨を購入することは「悪いことではありません」。
雑貨屋さんで売られている雑貨を、きちんとお金を支払って購入することが悪いことのはずがないですよね。
ただ「身の丈に合わない雑貨の購入なら悪いこと」と言えるでしょう。
例えば、既に似たような雑貨を持っているのに可愛いからとつい買ってしまったり、収入のことを考えずに値段の張る雑貨買ったりといったことです。
他にもクレジット払いを多用してみたり、人にお金を借りてまで買おうとしたりといった行動を取ってまでして雑貨を購入することは、悪いことだと分かりますね。
雑貨などの無駄なものを買うのはなぜ?
無駄なものだと分かっていても、雑貨などを買ってしまうのはどうしてなのでしょうか。
人には元来、「衝動買い」をしてしまう本能的な働きが脳に備わっています。
脳にある腹側線条体という部分の働きが「先にある利益よりも、今目の前にある利益を優先させる」のです。
「今だけ〇〇円!」「新発売」という店内ポップや店員さんの掛け声に、つい耳を傾けてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
通販番組の「今なら〇〇もセットでつけて○○円!」という文句も、そういった脳の働きを利用しています。
雑貨などの無駄なものを買ってしまう理由は他にもあります。
それは、雑貨などを目にする機会が多いためです。
人には個人によって程度の違いこそあれ「物欲」というものが存在します。
アメリカの科学雑誌に掲載された論文によると、被験者に一枚の商品画像を見せ、それを気に入った場合、脳が大量のドーパミンで満たされます。
ドーパミンは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質の一種のことを指します。
つまり、雑貨が好きだからと雑貨屋を訪れ、気に入った商品を眺めているだけで最初は買うつもりがなかったにもかかわらず、つい無駄と分かっていながらも買ってしまうというわけです。
そうすることで、ドーパミン「幸せホルモン」で分泌されて、ストレスなどを無くそうとしているのです。
つまり心の健康には必要な事なのです。
雑貨の無駄遣いを止める方法5選は?
可愛くておしゃれな雑貨が大好きで、「ついつい買い過ぎてしまう」時に、試して欲しい無駄遣いを止める5つの方法があります。
是非参考にしてください。
雑貨を買いに行く日を月に数回と決める
生活に支障がない程度なら、雑貨を買うこと自体は悪いことではないので、完全に買うのを止める必要はありません。
見るほどに自然と欲しい雑貨はどんどんと出てきてしまうのを避けるため、雑貨屋さんに行く頻度を減らしましょう。
できれば月に2回など、回数を決められると良いです。
一気に減らしてしまうと、我慢ができなくなって雑貨屋さんに行った際に大量買いをしてしまう可能性があるので、無理のない範囲で徐々に頻度を減らしていくのも良いでしょう。
ダイエットのリバウンドと同じですね。
1回の購入金額の上限を設定する
雑貨屋さんで1回の購入に使っても良い金額を設定してください。
上限額を超えても欲しいものがあっても「次に来た時に買える」と楽しみもできます。
日を置いて考えることで「やっぱり必要ないな」と買わずに済むこともあるでしょう。
大掃除をして断捨離をする
どんなものを持っていてどれが必要ないものかを知るために、思い切って断捨離しましょう。
その際に無駄なものが大量に出てくれば、反省にも繋がります。
必要なものも見えてくるので、買うべきものとそうでないものを把握した状態で雑貨屋さんで買い物ができます。
収入に占める雑貨購入費用の割合を把握する
ほぼ毎月雑貨を購入している人は、今自分が収入に対してどのくらいの割合を雑貨に使っているのかを知ることから始めます。
毎月雑貨を購入しているのなら、雑貨代を「娯楽費」として、月の収入の4~6%におさまるようにすると良いでしょう。
買い物のリストを作成する
断捨離まではしなくても、雑貨屋さんに行く前に「家には何があってどんな雑貨が必要か」は確認できますね。
類似している雑貨が何個も家に溜まってしまうほど、無駄なことはありません。
欲しいものを書き出してから買い物に行きましょう。
買ったものにチェックを付けていけば、より満足度も高まり無駄遣いが減るはずです。
無駄なものを買ってしまったときに前向きにとらえる方法は?
無駄なものを買ってしまったときに前向きにとらえる方法はあるのでしょうか。
まずは「無駄なものだった」と気付けたことを次に活かしましょう。
無駄なものだったと思ったのならば、反対に「本当に必要なものは何だったのか」が分かるはずです。
過去の行動は変えられません。
「失敗は成功の基」という言葉もあるように、「次は失敗は二度としない」「自分の生活に必要なものを買う」と未来の行動に活かせると考えてください。